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いざ「転職しよう」と決心したものの、転職のことを妻にどのタイミングで相談するべきでしょうか。「転職活動前」「転職活動中」「採用が決まった段階」など、伝えるタイミングはいくつかありますね。
今回の記事では、転職することを妻(家族)に相談するベストなタイミングについてご紹介します。
採用が決まった段階では遅い
「妻ならきっと分かってくれるはず、反対されるわけがない」
そう思い込んで、採用が決まった段階で妻に伝えようとする人がいます。「妻に心配をかけたくない」という良心からかもしれませんが、採用が決まった段階では家族に報告するタイミングとしては遅く、問題となるケースが多いです。
採用が決まった段階で妻に報告した人の中には、「妻が喜んでくれると思いサプライズで報告したら、大反対にあって転職を断念せざるを得なくなった」という人もいます。そうなってしまうと、これまでの転職活動の努力が全て水の泡になってしまいます。
自分のことは自分で決めるという気持ちも分かりますが、家族がいる場合、転職は自分ひとりの問題というわけにはいきません。転職することで、妻の生活まで大きく変わってしまうかもしれないからです。妻からすると、家族にとってとても大事なことを事前に相談しなかったあなたに大きな不信感を抱いてしまいます。その場合、まず相談しなかったことを非難されて、あげくその勢いで転職まで反対されてしまうかもしれません。
転職を妻に相談するタイミングは「転職活動を始める前」
採用が決まった段階で伝えると、家族ともめてしまうことがあるので、転職を相談するタイミングは早いに越したことはありません。
具体的なタイミングとしては、「今の会社を辞めて転職しよう」と決心した時です。転職活動を始める前がベストです。
既に転職活動中の場合でも、「なぜ何の相談もなかったの?」と非難される可能性があるので、もし転職活動中であったとしてもそこは伏せておいて、「これから転職活動を始めようと思う」というように伝えたほうがいいでしょう。
転職を妻に伝える時は、『報告』ではなく『相談』にする
妻に転職したいことを伝える時、どのように伝えるか悩みますよね。
この時注意したいのが、あくまで『決定事項』として報告するのではなく、『相談』の形にすることです。
なぜなら、転職はあなたの仕事のことですが、妻からすると家族の一大事でもあります。それなのに夫から「もう転職することに決めたから」と決定事項のように報告されては、妻も簡単に受け入れることができなくなってしまいます。
『相談』の形にして、妻の意見を取り入れる姿勢を見せることで、その後の話し合いがスムーズに進むでしょう。
転職を妻に伝えるときの『切り出し方』は?
切り出し方としては、「転職しようかと思うんだけど、どう思う?」というように、転職の意思を伝えたうえで妻の意見を聞く姿勢を見せましょう。
妻が賛成してくれるならば、そのまま転職活動に全力で取り組むだけです。
一方で、妻に反対された場合は、時間をかけて説得するしかありません。「なぜ転職したいのか?」を根気強く伝えて、お互いに「転職する時の譲れない部分」を話し合いましょう。
ただ、妻に反対されたからと言って落ち込んでいてはこの先の転職活動で勝ち残ることはできません。一番身近な家族すら説得できないのに、面接官に自分を認めさせる(説得する)ことなんてできないからです。転職活動のための第一ハードルと思って、根気強く妻を説得してみてください。
妻に早めに伝えるメリットは『協力体制』を築けること
早い段階で家族に転職のことを相談した方がいい理由は、妻とのトラブルを避けるだけでなく、その他にもメリットがあるからです。それは、転職活動に向けて『協力体制』が築けることです。転職活動は基本的に自分ひとりでやるものと思いがちですが、妻に協力してもらうことで、あらゆる面で転職活動を支えてもらうことができます。たとえば、妻に協力してもらうことでできることは、以下のようなことがあります。
- 転職について相談できる
- 妻にも時間がある時に転職先を調べてもらえる
- 志望動機などを読んでもらい、客観的な意見がもらえる
- 面接の練習に付き合ってもらえる
- 妻の両親へのフォロー
といったように、家族に協力してもらうことができれば、転職活動をよりスムーズに進めることができます。
一方で転職の意思を伝えるのが遅くなると、家族のサポートが受けられないばかりか猛反対されて、転職する意思を失ってしまうかもしれません。「妻に転職を早めに相談すること」は、メリットはあれどデメリットはないので、転職が頭をよぎったら、できるだけ早く家族に伝えるようにしましょう。
転職活動中も状況を逐一報告する
妻に転職を賛成してもらえたとしても、内心は「この先大丈夫かな…」と不安で一杯になっているかもしれません。そのような中で、転職活動の途中経過を伝えないと、「どうなっているんだろう」と余計不安にさせてしまいます。初めは賛成してくれた妻でも、不安や苛立ちから転職に否定的になってしまうこともありえます。
妻に心配させまいと、あえて途中経過を言わないという人もいますが、それはかえって逆効果です。
うまくいったこと・いかなかったこと含めて、全部オープンに話すのが、妻との信頼関係を維持する上でも大切で、それが家族を持つ人が転職をうまく乗り切るコツでもあります。
まとめ:転職を妻に相談するタイミングは、『転職を決意した時』(早い方がいい)
以上、転職について妻に相談するタイミングは、『転職しよう』と決意した時にすぐに相談するのがベストです。早ければ早いに越したことはありません。
反対されることもありますが、妻はあなたのことを思って親身になって言ってくれているのでしっかりと向き合って、妻との協力体制を築いて転職活動に臨めるようにしましょう。