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近年、転職市場では『第二新卒』の需要が高まってきています。
ただ、一方で、新卒で入社して2~5年で辞める人も多く、ライバルが多いのも現状です。
この第二新卒の転職市場で勝ち抜くためには、企業が『第二新卒に求めるスキル・能力』を知っておく必要があります。これを把握することで、第二新卒として正しい「アピールポイント」や「立ち振る舞い方」が分かるようになります。
そこで、今回の記事では「第二新卒が企業から求められる能力・スキル」を5つ紹介するので、ぜひ転職活動の参考にしてみてください。
『第二新卒』とは
『第二新卒』とは、「新卒で就職した会社を数年で辞めて再就職する人」のことです。20代前半の若手なので、一般的には「まだ実績が少なく、専門性もそれほど高くない」と見られる世代です。
しかし第二新卒は、近年『企業から求められる人材』となっています。その理由は、「短期間で戦力となること」と「人件費が安く抑えられること」です。
第二新卒は、数年とはいえ社会人経験を積んでいるので、既に社会人としての意識づけができています。そのため、企業側からすると、「第二新卒は新卒社員が行うような社会人研修の必要がなく、早い段階で現場に投入できる」というメリットがあります。また、20代という若さから、「業務の習得が早く、短い時間で戦力となる」とも考えられています。
さらに、第二新卒世代は「年齢が低くキャリアもない」ことから、30代あたりの中途社員と比べて「人件費が安く済む」というメリットもあります。
第二新卒が『求められるスキル・能力』は?
では、ここから、企業側が「第二新卒に求められるスキル・能力」を5つ紹介します。
企業側が求める能力を把握することで、「面接での受け答え」や「立ち振る舞い方」をどのようにすればよいのかが分かります。これが頭に入っていれば転職成功率がぐんっとアップするので、これから転職活動をする第二新卒の人はしっかりと理解しておきましょう。
①「ビジネスマナー」の心得
第二新卒は会社で数年間働いた経験があるので、社会人としての「ビジネスマナー」が身についていると考えられています。
新卒社員であれば社内研修でビジネスマナーを習得させなければなりませんが、第二新卒ならそこに労力やコストを割く必要がありません。これは企業からすると、新卒社員ではなく「第二新卒を雇うメリット」です。
そのため、ビジネスマナーは企業が第二新卒に求める最低限の能力・スキルなので、面接でもまず確認されるポイントです。もしマナーが身についていない人材なら、企業は「より人件費の安い新卒」を選びます。よって、社会人としてのマナーが身についていることを示すためにも、「身だしなみ」や「話し方」「姿勢」に気を配って面接に臨みましょう。
②新しい仕事への「熱意」
2つ目に、第二新卒に求められるものは、即戦力としての能力や実績ではなく、「新しい仕事に対する熱意がどれだけあるのか」ということです。
中途採用の30代なら実績やスキルが重視され「即戦力になるのか」ということを見られますが、第二新卒なら「まだアピールできる実績や能力・スキルがないこと」は面接官も分かっており、即戦力とは考えられていません。
そのため、第二新卒は、現時点の能力ではなく、「将来成長が見込めるか」という将来の可能性が重視されます。そして、その基準となるのが『新しい仕事への熱意』です。
強い熱意があり仕事に意欲的であれば、「新しい業務を覚えるスピードが早く、短期間で戦力になる」「今後会社を支える人材となりえる将来性がある」と考えられます。また、強い熱意を持った人が入社することで、現社員への良い刺激となるとも考えられています。
そのため、面接では「新しい仕事への熱意」をしっかりと伝えることが大切です。転職理由には、決して「前の会社の不満」を挙げるのではなく、「新しい仕事に挑戦したい」という熱い思いをアピールしましょう。
③「コミュニケーション能力」に問題がないこと
3つ目に求められる能力は『コミュニケーション能力』です。どのような仕事であっても、仕事にチームプレイは付き物です。一見ひとりで仕事をしているように見えても、必ず同僚や関連会社とのコミュニケーションが発生します。そのため、社会人にとってコミュニケーション能力は必要不可欠な能力と考えられています。
特に、第二新卒のような転職者は、職場では「新参者」となります。もちろん、新卒社員のようにたくさんの同期がいるわけでもありません。そのため、転職者には「自ら積極的にコミュニケーションをとれるか」という部分が重視されます。
逆に、どれだけ個人の能力が高くても、コミュニケーション能力に問題があると思われる人はまず採用されません。コミュニケーション能力に問題があるということは仕事に支障をきたし、職場にも悪影響を与えると考えられるからです。面接では、その話し方や受け答えでコミュニケーション能力を計られます。
ただ「自分は話下手だから…」と心配する必要はありません。会社には「話し上手ではないけど、周りとうまくやっている人」はたくさんいます。決して話し上手である必要はなく、コミュニケーション能力に問題がないことが伝わればOKです。そのため、面接では「笑顔で話す」「大きな声でハキハキ喋る」「スムーズな受け答えをする」ことを意識して望みましょう。
特に面接で気をつけたいことは「ネガティブは発言」です。
面接で今の会社の悪口を言うと、転職後も同じようなことが起こった時に「周りに悪口を漏らし、職場に悪影響を及ぼすのではないか」と思われてしまいます。発言内容も含めて、コミュニケーション能力に問題がないことを示しましょう。
④「能動的に動ける」こと
人は、40代、50代、60代と年齢を重ねていくうちに、次第に保守的になって行動力が失われていきますが、20代には「若さならではの行動力」があります。
自ら能動的に動ける人材であれば、積極的に多くの経験を積み、「将来会社を支える人間に育つ」と考えられます。これは、会社が第二新卒に求める「短期間での戦力化」にもなります。
また、会社としては、若いうちに「成功だけでなく、失敗もして、大きな人材に育ってほしい」と考えています。この成功も失敗も、全ては行動することから始まります。そのため、行動力がある人の方が「将来性が大きい人材」として期待されます。
そのため、面接では、小さなことでもいいので「前の会社の経験で、行動力が示せるようなストーリー」を話せるように準備しておくようにしましょう。
⑤「素直」で指導しやすいこと
第二新卒は、社会人経験があるとはいえ、その会社では新人であり、学ぶべきことが山ほどあります。
そのため、「素直さ」というのも、第二新卒に求められる能力のひとつです。素直であれば、人の話にしっかりと耳を傾けられるので、知識の吸収も早く、それだけ早く戦力になることが期待できます。
一方で、ひねくれた印象や頑固な印象を与えてしまうと、「扱い辛く戦力となるまでに時間がかかりそう」と思われて、採用が遠のいてしまいます。
まとめ:第二新卒に求められる能力・スキルを理解して、転職成功率アップ!!
第二新卒は社会人としての意識づけ・マナーが身についており、若い分だけ仕事の飲みこみも早いので、企業から求められる世代です。
まだ、社会人としての経験が短いので、前職の経験はさほど問われませんが、その分、しっかりと新しい仕事に対する「熱意」などをアピールすることが重要です。
これに加えてさらに、「前職での経験が3年なら3年なりの実績やスキル」までアピールできれば、より転職成功率がアップするでしょう。
第二新卒におすすめの「転職サービス」
第二新卒は企業から求められている世代とはいえ、近年では新卒で入社して2~5年で辞める人が増えているので、ライバルが多い状況になっています。
そのため、少しでも転職成功率をアップさせるために『第二新卒向けの転職サービス』を利用するのがおすすめです。
現在、転職サービスはどんどんと細分化されており、「第二新卒向け」「20代向け」「30代向け」「管理職向け」などが増えています。このような年代や立場に特化した転職サービスは、ターゲットに合った求人が豊富に揃っているので、適切なサービスを使えば転職成功率はぐんっとアップします。一方で、第二新卒の人が「30代向け」のサービスを間違って使っていると、アドバイザーから求人を紹介してもらうことができずに時間の無駄となってしまいます。
そこで、最後に『第二新卒におすすめの転職サービス』を2つ紹介します。
①20代のための転職サービス『マイナビジョブ20’s』
『マイナビジョブ20’s』は20代のための転職サービスで、「第二新卒」の多くが利用しています。
第二新卒に人気の理由は、「扱う求人が全て20代向け」で、その約8割以上が「20代向けの非公開求人」となっているからです。そのため、他の転職サービスにはない『マイナビジョブ20’s』ならではの求人紹介を受けられる可能性がとても高くなっています。
また、大手のマイナビだけあってサポート面が充実しており、『おすすめの求人紹介』や『応募書類のチェック』、『面接対策』などを徹底的にサポートしてくれます。
登録も簡単にできるので、「第二新卒」「20代」の方でまだ利用していない方は、まず最初に登録しておきたい転職サービスです。
②第二新卒に特化!!『ウズキャリ第二新卒』
『ウズキャリ第二新卒』は、第二新卒のための転職サービスです。
ウズキャリの一番の特徴は、日本で唯一キャリアカウンセラーの9割が「元第二新卒・元既卒」ということです。そのため、同じ目線に立ってアドバイスや相談、サポートをしてくれるので、第二新卒の人にはとても心強い存在です。実際に、『ウズキャリ第二新卒』の内定率は驚異の「83%以上」ととても高くなっています。
こちらも、第二新卒の人なら「マイナビジョブ20’s」と併せて利用すべきおすすめのサービスです。
以上が、『第二新卒におすすめの転職サービス』でした。
第二新卒に特化した転職サービスを使えば、第二新卒向けの求人を豊富に紹介してもらえますし、第二新卒ならではの面接対策も行ってくれます。
転職は「どの転職サービスを使うかで転職成功率が大きく変わってくる」ので、自分の立場に合った転職サービスを利用するようにしましょう。