退職前に要チェック!!『退職時にもらう書類』と『会社に返すもの』の全て

退職時に要チェック!『会社からもらう書類』と『会社に返すもの』の全て

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退職時には、『会社に返すもの』と『会社からもらう書類』があります。

もし、必要な書類を受け取り忘れたり、会社の備品を返却し忘れると、退職後に人事に連絡したり、返却物を郵送しなければならなくなります。

退職後に会社とこのようなやり取りするのは面倒なので、退職時にはしっかりと『会社に返すもの』と『会社からもらうもの』をチェックして抜け漏れがないようにしておきましょう。

そのため、今回の記事では、退職時に『会社に返却するもの』と『会社から受け取るもの』を詳しく紹介します。

退職時に返すもの

退職時に会社に返すもの

まずは、退職時に『会社に返すもの』です。
退職日当日は挨拶回りなどで忙しくなるので、返却できるものは「退職日の1週間前くらい」から早めに返していきましょう。

①保険証
退職と同時に会社の保険からも外れることになるので、今使っている保険証は退職後に使えなくなります。必ず、会社に返却するようにしましょう。もし退職日まで有休を使う場合は、退職日に保険証を会社に郵送しましょう。

会社に保険証を郵送する場合
会社に保険証を郵送する方は、下の記事で『保険証の正しい郵送方法』『添え状の書き方』を紹介しているので、参考にしてみてください。

保険証を『郵送で返却する方法』と『添え状の書き方』を解説

②社章・社員証・カードキー・名刺
「社章」「社員証」「カードキー」「名刺」など、身分証明となるものもすべて返却します。『名刺』を返却せずに社員自身が処分する場合には、情報漏えいしないように、必ずシュレッダーにかけてください。

③取引先の名刺
退職時に会社に返すもの『取引先の名刺』取引先の名刺は、会社の財産でもあるので返却するのが基本です。今後の自分の人脈として持ち出したい場合は、必ず上司に確認するようにしましょう。

④制服・作業着・エプロン
退職時に会社に返却するもの『制服・作業着・エプロン』制服や作業着、エプロンなどは、必ず綺麗に洗濯をして返却しましょう。会社によってはクリーニングが必要な場合もあるので確認するようにしてください。

⑤定期券
現物が支給されている場合は、退職日に返却します。定期代が振り込まれている場合は、退職日以降の定期代を給与から天引きされるので、自分で定期券の清算を行いましょう。

⑥企画書・業務資料
退職時に会社に返すもの『企画書・業務資料』自分が持っている業務上の資料などは、まず上司に確認します。「会社に保管する」ということであれば、誰もが探しやすいようにファイリングしておきましょう。「不要」ということであれば、情報漏えいしないように、シュレッダーにかけてください。

⑦デジタルデータ
退職時に会社に返却するもの『デジタルデータ』業務上のデジタルデータは、会社のサーバーにすべて保存しておきましょう。USBにデータを入れて持ち運んでいた場合は、USBから必ずデータを消去するようにします。

⑧会社の備品(PC・スマホ・文具など)
退職時に会社に返すもの『会社の備品(PC・スマホ・文具など)』ノートパソコンや携帯電話(スマホ)、文具など、会社から支給されたものはすべて返却します。会社の経費で購入した書籍や参考資料などももちろん会社の持ち物なので、忘れずに返すようにしましょう。

退職時にもらう書類

退職時に会社から受け取るもの

次に、『退職時にもらうもの』をまとめました。
書類をもらうことを忘れてしまうと、退職後に人事に連絡して郵送してもらわなければならなくなります。退職後に会社の手を煩わせてしまうのは、退職者のマナーとしてよろしくありません。退職前に受け取るものをしっかりと把握しておきましょう。

①年金手帳
退職時にもらう書類・受け取るもの『年金手帳』公的年金の加入者に配布され、年金に関する情報が記されている手帳です。

年金手帳は、「会社が保管している場合」と「自分で保管している場合」があります。会社が保管している場合は、退職日までに必ず受け取っておきましょう。もし転職が決まっているなら、転職先に年金手帳を提出する必要がありますし、転職先が決まっていないなら、国民年金の手続きをするために、年金手帳が必要になります。

②離職票
退職時にもらう書類・受け取るもの『離職票』会社を退職したことを証明する書類です。雇用保険の失業手当をもらう時に必要となります。(既に転職することが決まっている人は必要ありません。)

離職票は、退職前にもらうことができず、一般的には『退職して10日後くらい』に自宅に郵送されます。この離職票がないと、失業手当を受けられなくなるので、10日経っても会社から送られてこない場合は、電話して確認しましょう。会社には、離職票を発行する義務があるので、拒否することはできません。

③雇用保険被保険者証
こちらも、失業手当をもうらときに必要な書類です。また転職先が決まっている場合には、転職企業に提出することになります。

④源泉徴収票
退職時にもらう書類・受け取るもの『源泉徴収票』転職先が決まっているなら、転職先企業に提出する必要があり、所得税の年末調整に使われます。一方で、退職して年内に転職しなかった場合は、税務署で確定申告の手続きをする時に使用します。

⑤健康保険資格喪失証明書
保険の二重加入を防ぐために、これまで入っていた保険の資格が失われたことを証明する書類です。

退職して他の会社の健康保険に加入したり、国民健康保険に切り替えるときに必要になります。この書類を発行できるのは、退職日以降(資格喪失後)になるため、退職前に貰うことはできません。退職する前に人事に必要なことを伝えておき、郵送してもらうように手配しておきましょう。

まとめ:返すもの・もらう書類をしっかりチェックしよう!

退職時に返すもの・もらう書類をしっかりチェックしよう!

退職時には「仕事の引き継ぎ」や「私物の整理」などで忙しいため、ついつい返却や受け取りを忘れることがありますが、退職後に会社と連絡をとって郵送のやり取りするのはあなたにとっても会社にとっても面倒なことです。

大変かもしれませんが、今回の『退職時に返すもの・もらう書類の一覧』を確認して、最終出社日までに返却・受け取りを済ませておきましょう。

また、最終出社日には「挨拶回り」や「退職スピーチ」などがあり、とても忙しい1日となります。時間がなくなって中途半端な最後にならないように、「最終出社日の過ごし方(出勤前・午前・午後)」をしっかりとチェックしておき、後悔のない1日を過ごしてください。

これから転職する人は『転職エージェント』を利用しよう!

「これから転職活動をする」という方は、退職の準備をすると同時に「転職活動」にも力を入れましょう。

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そこで最後に、おすすめの転職エージェントを2つ紹介します。
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以上が、おすすめの転職エージェント2社でした。

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