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退職時の挨拶回りでは、お礼の言葉と一緒に『お菓子』を渡すことがあります。
ただ、初めて退職する場合には、下のような疑問を持っている人が多いようです。
「退職時のお菓子でおすすめは?」
「菓子折りの相場はいくら?」
「お菓子を配る範囲やタイミングは?」
このような退職時のお菓子選びで迷っている方のために、今回は退職時のお菓子の『選び方・マナー・おすすめの人気お菓子』を詳しく紹介していきます。
退職時に渡すおすすめのお菓子は、「定番ブランド」「大人数&安い」「少人数&高級」という3つのカテゴリーに分けて紹介しています。
早速「おすすめの菓子折りを知りたい」という方は、記事後半の「退職時に配る人気のおすすめお菓子」に飛んでください。
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退職時にお菓子を配る『メリット』
多くの会社では「退職時にお菓子を配る」のが慣例となっていますが、絶対にお菓子が必要ということはありません。ただ、お菓子を用意すると以下のようなメリットがあります。
メリット①:良い印象で退職できる
退職時の挨拶回りでは、これまでお世話になった方々にお礼の気持ちを伝えますが、その時に菓子折りを一緒に渡した方がより相手に感謝の気持ちが伝わりやすいです。また、あなたの印象もより良くなるでしょう。
「退職するのだから自分の印象なんてどうでもいい」と考える人もいますが、退職後に意外なところで前の会社の人と繋がることは珍しくありません。転職先の仕事関係で繋がることもあれば、フェイスブックなどSNSで繋がることもあります。そういった時のために、「これで縁が切れる」と思うのではなく、あなたの今後のために良い印象のまま退職するのが望ましいです。
メリット②:挨拶回りで、話しかけやすくなる
最終出社日の挨拶回りでは、他部署のお世話になった方にも挨拶に行きますが、仕事中はなかなか声をかけづらいものです。ただ、あなたがお菓子の袋を提げていくことで、周囲の人からは「退職の挨拶に来たのかな」と察してもらえるので、話しかけやすい雰囲気になりますし、また相手から声をかけてきてくれることもあります。
特に最終日はやらなければならないことも多く忙しくなるため、挨拶回りは限られた時間しかありません。そのような中でお菓子を持っていくことでよりスムーズに挨拶回りをすることができるようになります。
お菓子を配る『範囲』
挨拶回りでよく迷うことが「お菓子はどこまで配るのか?」ということです。勤続年数が長ければ長いほどお世話になった方も多くなりますが、全員に挨拶回りをしていたら日が暮れてしまいます。
退社前のお菓子配りで誰まで渡すのか迷う時は、次のように「従業員の人数」によって決めましょう。
①従業員が『30人以下』の場合
従業員が30人以下の小規模なオフィスであれば「全員にお菓子を渡す」のが良いでしょう。
30人程度の小規模の職場であれば「誰がもらった・もらわなかった」ということが目立ってしまいます。お菓子を貰えなかった人からすると「何で自分は貰えなかったのだろう」と不満が残り、余計な波風を立ててしまうことになります。そのため、「貰った.・貰わなかった」ということが筒抜けとなるような小規模のオフィスの場合は、全員分のお菓子を用意した方が良いです。
①従業員が『30人以上』の場合
従業員が30人以上のオフィスであれば、全員にお菓子を渡さなくても大丈夫です。特に100人以上の規模になると、全員分用意しているとかなりの費用になりますし、大量のお菓子を持っていくのも大変です。
従業員が100人以上いるオフィスではどこまで配るのか迷ってしまいますが、自分の部署を最優先にして、他部署には『特にお世話になった方々』から優先的に渡すようにしましょう。
「誰に渡すか迷う」という方は、次の方々に渡せばOKです。
- 同じ部署の方々
- 他部署で、特にお世話になった方
- 親しい先輩・後輩
お菓子を配る『タイミング』
お菓子は退職日当日の挨拶回りの時に配りますが、実際には「何時頃」がよいのでしょうか。
午前中は避ける
やむを得ない事情がない限り、午前中に挨拶回りをしてお菓子を配るのはやめましょう。
午前は1日の仕事の始まりで、疲れが溜まっていない状態なので、最も仕事に集中できる貴重な時間です。集中力がある午前中に重要な仕事をこなすという人も多くいます。そのような中で、お菓子を配り始めてしまうと「はやく仕事に取り掛かりたいのに…」と、あまり快く思われないことがあります。そのため、お菓子配りのタイミングとして「午前中」は避けた方が無難です。
ベストタイミングは「午後3時~5時の間」
挨拶回りの最もベストなタイミングは、お昼の休憩が終わってひと仕事した後の「午後3時~午後5時」です。
午後になってすぐの時間は、お昼休憩が終わってすぐのため、昼食を食べてリフレッシュして「もう一仕事頑張ろう」というタイミングです。
午後のひと仕事が終わった「3時」くらいは、仕事がひと段落していたり、集中力が切れて甘いものが欲しくなっている時間帯です。そのため、タイミングとしては一日の中で最も話しかけやすく、お菓子がとても喜ばれる時間帯です。一般的には、この午後3時あたりから挨拶回りをする人が多くいます。
お菓子を配る『順番』
菓子折りを配る順番は、まず役職者(部長⇒課長)に挨拶をしてから、後はデスクに座っている順番に挨拶回りをしていきましょう。
「勤続年数の高い人から順番に配る」と考える人もいますが、そうすると、あっちに行ってこっちに行ってとウロウロすることになり、挨拶回りの時間がなくなってしまいます。そのため、役職者に挨拶を終えたら、デスクの並び順に挨拶していくのが望ましいです。
また、相手が席にいなかった場合には、付箋などに一言メッセージと名前を書き、お菓子と一緒に置いておきましょう。
お菓子の『選び方』~3つのポイント~
退職時のお菓子を選ぶポイントは以下の3つです。
- 個包装されている
- 賞味期限が長い
- 職場で食べやすい
お菓子は基本手渡しなので、渡しやすいように『個包装』になっているものを選びましょう。
また、すぐに食べずにデスクにしまう人も多いので、『日持ちするもの(2週間以上)』が望ましいです。
さらに、職場で食べやすいように「手が汚れないもの」「音がならないもの」「こぼれたり、粉が舞ったりしないもの」にしましょう。例えば、おせんべいは食べる時に「バリバリ」と音がなってしまい職場では食べづらいので、退職時に配る菓子折りとしてはあまりおすすめできません。
特に、次に挙げるようなお菓子ジャンルには注意しましょう。
- 切り分けが必要な「ホールケーキ」
- 人によっては苦手な「激辛お菓子」
- 音がなって職場で食べづらい「せんべい」
- 賞味期限の短い「生菓子」
できれば上で挙げたお菓子ジャンルを避けたほうが無難です。おすすめのお菓子は記事の後半で紹介しているので、参考にしてみてください。
お菓子の『詰合せ商品』で、内容物に大きな差があるものはやめておきましょう。「ある人には小さなキャンディーで、ある人には立派なチョコレート」となってしまうと、貰った人が不満に感じることがあるかもしれません。角が立たないように、大きな差のある詰合せは選ばないようにしましょう。ただし、味違い(プレーン・チョコ・イチゴなど)や、詰合せでもあまり差を感じないようなお菓子ならOKです。
お菓子の予算は『3000円~5000円』
退職時のお菓子に費やす予算は『3000円~5000円』ぐらいが一般的です。
また、1人あたりに配るお菓子の相場は、だいたい『50円~150円』程度のものを渡すことが多いです。
ただ、この1人あたりのお菓子の金額は、配る人数と予算で変わるので、次の相場を目安に、あなたが用意するべきお菓子の金額を検討してみてください。
◆予算『3000~5000円の場合』
配る人数 | お菓子1個あたりの相場 |
30人 | 100~150円程度 |
50人 | 60~100円程度 |
100人 | 50円程度 |
退職のお菓子に『のし』は必要?
退職時に用意するお菓子に『のし』は不要です。
挨拶回りでお菓子を渡す場合には、箱を開封してお菓子を1個1個配るため、のしをつける必要はありません。
また、お菓子を休憩室などに置いておくときも、箱を開封してお菓子が見える状態で置くため、この場合ものしは要りません。ただ、お菓子を置いておく場合には、付箋やメッセージカードに「退職の挨拶」と「名前」を書いて、お菓子の近くに添えておきましょう。
退職時に配る『おすすめの人気なお菓子』
『安い&大人数』のお菓子(1袋:50円前後)
「多くの人に挨拶回りをするので大量のお菓子を用意したい」という人は、次に紹介する「安い&大人数向き」の菓子折り3選がおすすめです!
どれも「1袋あたり50円前後」と安く、入数が「50袋前後」と大量なので、大人数に配ることができます。
① ロイズ(ROYCE)「バトンクッキー50枚」
価格:1556円 ⇒1枚あたり 31円
賞味期限:3ヶ月
チョコレートで有名なROYCE(ロイズ)のチョコクッキー。サクサク食感の薄焼きクッキーの片面に、チョコレートがコーティングされています。「ココナッツ」と「ヘーゼルカカオ」の2種詰合せ。
「50枚入り」なので、大人数に配る方におすすめです。
② コロンバン「メルヴェイユ 54枚」
価格:2160円 ⇒1枚あたり 40円
賞味期限:150日
コロンバンは「宮内庁御用達」の指定を受けており、現在も宮内庁に納品を続けている唯一の洋菓子店です。特に人気のお菓子が『メルヴェイユ』で、モンドセレクション3年連続金賞に輝いています。
軽い口どけが特徴のクッキーで、味は、スイートチョコ、ミルクチョコ、コーヒークリームの3種類。1つ当たりの値段が安くたっぷりの「54枚入り」なので、大人数に配る時におすすめです。
③東京風月堂「ゴーフレット 48枚」
価格:2160円 ⇒1本あたり 45円
賞味期限:180日
伝統の銘菓ゴーフルのおいしさそのままに、可愛らしいミニサイズになったゴーフレットです。サンドしたクリームは、バニラ・ストロベリー・チョコレートの3種類。
「48枚入り」以外にも「72枚入り・120枚入り」という大容量もあるので、50人~100人規模の大人数に配るときに向いています。
『定番ブランド』のお菓子(1袋:100円前後)
「誰にでも喜んで貰える定番ブランドのお菓子がいい」という方は、次に紹介するお菓子がおすすめです。下の3つのお菓子ならどれを選んでも「間違いなく喜んでもらえる」人気の菓子折りです。
3つとも「1袋あたり100円前後」、内容量が「30-40袋」で、退職時に配るお菓子として価格も量もちょうどよいお菓子です。
①ゴディバ「クッキーアソート 32枚」
価格:3240円 ⇒1袋あたり101円
賞味期限:1ヵ月以上
バレンタインなどで人気のゴディバ(GODIVA)のクッキーのアソートです。ゴディバと聞くだけで「高級」なイメージがあり、自分ではなかなか買わないのでとても喜ばれる人気の菓子折りです。
軽やかなランドグシャ生地で「ミルクチョコレート」「ダークチョコレート」がサンドされています。「32枚入り」の他に、大人数にも配れる「55枚入り」もあります。
②ガトーフェスタハラダ「グーテ・デ・ロワ」
価格:3941円 ⇒1袋あたり 99円
賞味期限:50日
ラスクと言えば、誰もが「ガトーフェスタハラダ」を思い浮かべるくらい定番のブランドです。小麦やバターなどの原料にこだわった高品質なラスクで、転勤や異動、退職の時によく配られるお菓子です。
③アンリ・シャルパンティエ「フィナンシェ・マドレーヌ詰合せ 32個」
価格:4320円 ⇒1個あたり135円
賞味期限:21日
フィナンシェと言えば「アンリ・シャルパンティエ」。フィナンシェの年間販売個数が3年連続1位となり「ギネス世界記録」を達成しています。
バターやアーモンドなどの原料や製法にこだわり、「外はサクッと、中はふわっとしたフィナンシェ」に仕上がっています。個包装でもボリュームがあって食べ応えがあるので、貰って嬉しいお菓子です。
※アンリ・シャルパンティエの公式サイトなら「焼き上げてから24時間以内に送ってもらえる工場直送品」があるのでおすすめです!
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『少人数&高級』のお菓子(1袋:200円~)
「お菓子を渡す人は少人数だから、少し高級なものにしたい」という方は、次に紹介するお菓子がおすすめです。これまで紹介してきたお菓子よりも1個あたりの値段は高くなりますが、その分、美味しくておしゃれなものばかりです。
3つとも「1個あたり200円前後」とやや値段が高めで、「少人数(10人前後)」に渡す時にぴったりです。
①Galler(ガレー)「ミニバー 12本入り」
価格:2921円 ⇒1本あたり243円
賞味期限:6ヵ月
Galler(ガレー)は「ベルギー王室御用達」のチョコレートです。Amazonの「チョコレートギフトの売れ筋ランキング」で1位を獲得しています。
お洒落な見た目のチョコレートで、女性ウケ間違いなしのお菓子です。女性の多い職場や少し目立ったものを配りたい人におすすめの商品です。ただし、チョコレートなのでチョコレートが溶けてしまう真夏は避けるようにしましょう。
②シーキューブ「焼きティラミス12個」
価格:2,160円 ⇒1本あたり180円
賞味期限:25日
焼きティラミスは、ティラミスをしっとりふんわりの焼き菓子にしたものです。マスカルポーネチーズをたっぷり使った生地を焼き上げて、コーヒーシロップを染み込ませ、天面にはココアパウダーをふりかけられています。
「ティラミスなのに焼き!?」と、聞いただけで興味をそそられること間違いなし!1個でしっかりとした満足感があるので、プチギフトに最適な一品です。
※シーキューブ公式サイトには「24時間以内にお届けの工場直送品(送料無料)」があって、出来立てを手に入れることができるのでおすすめです。
⇒『シーキューブ』の公式サイトはこちら。
③ベルン「ミルフィユ 10コ入り」
価格:2299円 ⇒1個あたり230円
賞味期限:25日
ベルンは、初めてチョコレートがけのミルフィーユを作った老舗洋菓子店です。
パイ生地が何重にも重なって、一口食べた時のサクサク食感がクセになります。その美味しさとパッケージのおしゃれさで人気のお菓子です。
※30個入りもあります。
まとめ:退職時に渡すお菓子をしっかり用意しよう!
以上が、退職時にお菓子を配る時の『マナー・おすすめの人気お菓子(安い・大人数・高級)』の紹介でした。
お菓子を用意するのが面倒に感じる人もいるかもしれませんが、お菓子を配ることで挨拶回りをスムーズに行うことができるなどのメリットがあるので、面倒だとしてもしっかりと用意して退職日当日を迎えましょう。
最終出社日にはお菓子配りの他にも、「退職挨拶のスピーチ」や「返却物や受け取るべき資料のチェック」などやるべきことがたくさんあります。『退職日当日の過ごし方』や『退職挨拶のスピーチのコツ』などは下記の記事でまとめているので、参考にしてみてください。
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