当サイトには広告が含まれています。
退職するときには意外なトラブルに見舞われてしまうことがあり、自分の力だけではなかなか解決できないことも多いです。
そういった場合には、退職の相談ができる『相談窓口』に連絡して、専門の相談員にアドバイスを求めるのが一番です。
ただ、相談先を調べると様々な窓口があって「どこに相談すればいいのか分からない」「この件はここに相談していいのだろうか」という方もいると思います。ただ、これから紹介する窓口では、相談内容によっては適切な相談先を紹介してくれることもあるので、心配せずにとりあえず電話してみるのがおすすめです。
今回の記事では、『退職で揉めた時にまず相談するべき相談窓口』を3つご紹介します。どこの窓口でも、無料で相談することができます。
①総合労働相談コーナー
『総合労働相談コーナー』は、職場のトラブルについて相談できる相談窓口です。
相談内容は、解雇や配置転換、給与の引き下げ、いじめ・嫌がらせ、パワハラなどのあらゆるトラブルについて専門の相談員が対応してくれます。もちろん、退職時のトラブルについても相談できます。相談内容に応じて、この次の手続きの方法や最適な相談先の提案もしてくれます。そのため、まずはこちらに相談してみるのがいいでしょう。
予約は不要で、利用料金もかかりません。相談は、電話もしくは面談での対応になっています。
この総合労働相談コーナーは各都道府県の労働局や労働基準監督署内など全国380か所に設置されているので、利用される場合はまずはお近くの相談コーナーを探してみてください。
②日本労働組合総連合会
日本労働組合総連合会は、人々の雇用と暮らしを守る取り組みをしている組織です。
「セクハラ」「パワハラ」「不当解雇」「退職時のトラブル」など、仕事上の様々なトラブルの相談ができます。また、正社員だけでなく、派遣社員やアルバイトの方へのアドバイスも行っています。
フリーダイヤルで電話相談もできますし、電話以外にもインターネット相談(メール)もすることができます。こちらも相談料などを取られることはありません。
③法テラス(日本司法支援センター)
法テラスは、国が設立した、法的トラブル解決のための総合案内所です。生活上の様々な法的トラブルについて、解決に向けた情報を無料で提供してくれます。また、お金に余裕がない方には無料法律相談を行ってくれます。
相談内容は、解雇やパワハラ、有給休暇などの労働関係以外にも、夫婦間のトラブルや借金などの法的トラブルのサポートをしてくれます。
相談方法は、『電話相談』のほかにも、『全国各地にある法テラスでの面談』、または『メール相談』を受け付けています。
転職エージェントにも相談できる
これまで3つの相談窓口を紹介しましたが、相談窓口以外にも『転職エージェント』に相談してみるのもひとつの手です。
転職エージェントと言うと、転職のサポートだけと思いがちですが、実は転職する人がスムーズに退職できるように退職交渉などのアドバイスも行っています。転職エージェントなら、たくさんの人の退職を見届けてきているので、退職に関する知識も豊富に持っています。
さらに、転職エージェントなら、求人の紹介以外にも、職務経歴書や面接のアドバイスまで行ってくれるので、まだ、転職エージェントに登録していないという方はぜひ登録してみましょう。