職場のいじめにやり返す!? いじめに勝つ『一番の撃退方法』を紹介

職場のいじめにやり返す!? いじめに勝つ『一番の撃退方法』を紹介

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職場でいじめを受けている人は、どのように対策したらいいのか分からず、

いじめ相手にやり返すべきなのか?
いじめに勝つ方法はないのか?

と悩んでしまいます…。職場いじめに耐え続けていると「なんとかして相手を撃退したい」と仕返しを考えてしまうのは無理もないことです。

ただ、怒りのままにやり返すことは、一時的にスカッとするかもしれませんが、その後のあなたの状況がより一層悪くなってしまいます…。職場のいじめ相手に仕返ししたいという気持ちはとてもよく分かりますが、仕返しの方法を間違えると、あなたの居場所を失うことになります。

そこで今回は「職場いじめの正しい撃退方法」を紹介します。「職場いじめが辛すぎる」「やり返す方法はないのか…」と悩んでいる人はぜひ最後まで見てみてください。

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いじめは「いじめる側が100%悪い」

職場のいじめは「いじめる側が100%悪い」

まず、大前提として「いじめはいじめる側が100%悪い」ということを心に刻んでください。当たり前のことですね。

ただ、職場いじめを受けている人は精神的に弱ってしまい「自分が悪かったのかも…」と自分を追いつめてしまいがちです。

たとえあなたに何かミスがあったにせよ、いじめられなければならない理由にはなりません。

誰かが大きなミスしてしまっても、それをフォローするのが同じ職場・チームで働く人の役割ですし、そのミスが二度起こらないように対策を立てるのが上司の役目です。

もしあなたが大きな失敗をしたとしても、それをフォローするのではなく、いじめの原因とするのは絶対に間違っています。自分のことを悪く思って、自分自身を追い詰めないようにしてください。

職場で起こりやすい『いじめの内容』は?

職場で起こりやすい『いじめの内容』とは

職場で起こりやすいいじめは、以下のような内容が多いです。

  • 同僚に話しかけても『無視』される
  • 上司から皆の前でバカにされるなどの『パワハラ』を受ける
  • 自分の信用を落とすような『陰口』を言われる
  • 一人だけ飲み会に誘わないなど『仲間外れ』にされる

上の通り、職場いじめの内容は『無視』『パワハラ』『陰口』『仲間外れ』がほとんどです。

実際に、私も職場の上司が人によって態度を激変させる人で「自分だけ無視される」という扱いを受けて会社を辞めたことがあります。他の部下には笑顔で丁寧に仕事を教える一方で、自分には「話しかけるな」オーラが凄く、ほぼ無視のような状態でした。その当時は毎日のように「上司に仕返しする方法はないか…」と考えていました。

そのため、「いじめ相手に仕返しして同じ苦しみを味わわせたい!!」という気持ちは痛いほど分かります。一方的にいじめられて自分だけ辛い思いをするのは許せないですよね。

ただ、いじめ相手にやり返すと「あなたの状況が今よりももっと悪くなってしまう」ことがあるので注意が必要です。

職場いじめにやり返すと、さらに追い込まれてしまう

いじめにやり返すと、あなたがさらに追い込まれてしまう

「職場いじめをする相手に仕返ししたい」と思ってしまうのは仕方のないことですが、実際にやり返すことであなたの状況がさらに悪化してしまいます。その理由は3つあります。

①職場いじめが一層激しくなる

社会人になってまでいじめをする人は、間違いなく『幼稚な考えのまま大人になってしまった残念な人間』です。

そのような幼稚な人間は「他人の立場にたって考えられない」「自分の思い通りにいかないと気が済まない」「他人を陥れて優越感を感じたい」といった稚拙な思考をしています。

このような幼稚な考えの持ち主はあなたのことを見下しているので、自分より下の人間から仕返しされたり言い返されたりすると「〇〇の癖に!!絶対に許さない!!」と逆上されて、いじめがさらにエスカレートしてしまうことがあります。

職場いじめが一層激しくなると、あなたにより大きなストレスがかかって、仕事が手につかなくなり、最後には精神的に病んでしまいます…。いじめにやり返すのは、結果的にあなた自身の首を絞めてしまうことになりかねません。

②周りから人が離れていく

職場の同僚や他部署の人が、あなたがやり返す姿を見たり、聞いたりしたらどうなるでしょうか。その中には、あなたがいじめられていることを知らない人もいるでしょう。

職場の同僚は「あの人は危ない…」「極力関わらないようにしよう…」とあなたを危ない人間と思い、あなたの周りから人が離れていってしまいます。

また、やり返された相手は「〇〇が急にキレた!!アイツはどうかしている!!」などと、自分のことを棚に上げて、大げさに職場の同僚や他部署の人に言いふらすでしょう。会社での噂はすぐに広まってしまうものです。噂を聞いた人は、急にあなたへの対応が冷たくなったり、素気なくなったりするでしょう。そうなってしまうと、職場で浮いた存在となってしまい会社にいるのがさらに苦痛になって、退職に追い込まれてしまいます。

③自分のことが嫌いになる

いじめ相手にやり返した後は一時的にスカッとして気分が晴れるかもしれませんが、後々冷静になった時に自分がやってしまったことに後悔するでしょう。なぜなら、大嫌いな相手と同じ過ちを犯してしまったからです。

相手と同じような方法で仕返しすることで自分に嫌悪感を抱いて、あなた自身を嫌いになってしまう…結果的に自分を傷つけていることになるので、これでは何のためにやり返したのか分からなくなってしまいます…。

『我慢』してもいじめがエスカレートするだけ

いじめにやり返すとあなたの状況がより悪くなるのなら『我慢』するしかないのでしょうか。

職場いじめを我慢し続けていると、いじめている側は反撃してこない相手を見て「反応が薄くてつまらない」「もっとやっても大丈夫そうだ!!」と考え、いじめがより激しくなっていきます。

耐えることを頑張っても良いことはありません。それは頑張る方向を間違えています。いじめに耐えて我慢することは、あなたがより辛くなる状況を作り出してしまっているのです。

『人事に相談』しても当てにならない

『人事に相談』しても当てにならない

人事は、労働問題のプロではありません。あなたと同じただの会社員です。残念ながら、その対応は「問題に深く切り込まない」「相談者への配慮を欠いた対処」など不十分なことがよくあります。

また、人事もあくまで組織の一員なので、「完全な中立」ではなく「会社寄りの人間」です。一見「あなたの味方」のように見えますが、会社で権力のある者に従うことになるので、「会社のために一番良い落とし」を探しています。

そのため、会社にとって大ごとにならないように、「しばらく休職することを勧めた後、自主退職を促す」こともよくあります。人事は、組織の一員である以上「あなたのためではなく、会社のために動かなければならない」ことも往々にしてあるので、当てにしすぎてしまうのは禁物です。

『弁護士に相談』して争うこともできるが、あなたが消耗してしまう

「弁護士や労働基準監督署に相談して徹底的に争う」ということもできますが、いじめを受けて精神的に参っている状態で会社と争うのは精神的にも体力的にもかなり厳しいでしょう。職場いじめに耐えて疲れ果てている状態で、会社やいじめてくる相手と争うのは、あなたの身が持たないかもしれません。

いじめにあったら『記録や証拠をとっておこう』と言いますが、いじめにあって精神的に辛い状況で争ってさらに消耗するくらいなら、さっさと会社を辞めてスッキリしたほうがあなたの身体のためです。

職場いじめの一番の撃退方法は「逃げるが勝ち」

職場いじめの一番の撃退方法は「逃げるが勝ち」

いじめ相手に向き合うだけ時間の無駄、さっさとその職場から離れよう

ここまで書いた通り、職場のいじめに打ち勝つ方法は「やり返す」でもなく「我慢する」でもなく「争う」でもありません。

職場のいじめを撃退する一番の方法は『逃げる勝ち』です。大人になってまでいじめをする程度の低い人間と向き合うだけ時間のムダです。

もう一度言います、『逃げることがいじめに勝つ最善の方法』なのです。

「我慢する」「やり返す」「対策を練る」など、いじめ相手のために時間を使ってやるほうが馬鹿げています。そんなことに時間を使うのは、あなたの時間も体力ももったいないことです。

あなたには職場を選ぶ自由があるので、「いじめをするような幼稚な人間がいる職場からすぐに離れること」が最も簡単で最善な対処方法なのです。

いじめを放置している会社も腐っている

職場いじめはもちろんいじめる人間が悪いですが、またそれを分かって放置している「上司・管理職」も悪いです。

彼らは「首を突っ込むのが面倒」「矛先が自分に向かないように…」という想いで、見て見ぬふりをしているのでしょう。しかし、それは管理職の職務放棄です。

「いじめる人間」「いじめを放置する管理職」、そのような人間ばかりいる職場は体質が腐りきっています。

いじめが日常茶飯事にまかり通るような会社に将来はありません。あなたがそのような会社にしがみついていてもこの先良いことはないでしょうし、腐った人間と一緒にいてはあなたの心まで腐ってしまいます。

今すぐにそこから抜け出すための準備を始めましょう。「転職する」ことがあなたがいじめからすぐに解放される、最も簡単な方法なのです。

我慢強いあなたなら、新しい環境でも絶対にやっていける

「転職が不安…」という人がいますが、今の腐った会社で働き続ける以上に怖いことなどありません。

転職経験がない人ほど、心が弱っていることもあり「自分にはこの会社しかない…」と今の職場で頑張っていじめに耐えようとしてしまいますが、頑張る方向を間違えてはいけません。いじめにじっと耐えて頑張っても、誰も褒めてはくれませんし何も良いことはありません。むしろ、耐えれば耐えるほどいじめがエスカレートしていき、あなたの状況は悪くなっていきます。

これまで辛い状況に耐えることができたあなたなら、転職なんて大したことないはずです。

転職の準備だけでも始めよう

職場いじめに悩んでいる人は転職の準備だけでも始めよう

「まだ転職までは考えられない…」という人もいると思いますが、いじめに悩んでいるなら今「転職サイト」に登録するくらいのことだけでもしておきましょう。

もし「いじめに耐えられなくなった時に転職の準備を始めればいい」と考えているなら、それは危険です。

限界まで耐えて精神的に病んでしまったら「転職しよう」という気力すら失ってしまいます。そのうち体調を崩して休職し、復帰できずにそのまま退職…となってしまっては職がなくなってしまいます。

また、「もう耐えられない…今すぐ辞めたい…」と思ってから転職サイトに登録しても、すぐに辞めることはできません。使い方に慣れたり、求人をチェックするのにも時間がかかってしまうからです。そのため、本当に限界がきてから転職サイトに登録しようとするのでは遅く、「早く退職したいのに転職先が決まらない…」という状況になってしまいます。

そのため、今から少しずつ転職サイトを触って慣れておいたり、気になる求人をストックしておいて、「もう耐えられない…退職しよう」と思った時にすぐに動けるようにしておきましょう。

この準備の差で、転職活動スタートから転職決定までの時間がかなり違ってきます。本当にいじめで悩んでいる人なら、まだ転職するか分からなくても「転職サイト」に登録だけして慣れておくだけでもいいでしょう。

おすすめの転職サイトは『リクナビNEXT』

最後に、おすすめの転職サイトを紹介します。

私が転職する時に使って一番良かったのが、大手転職サイトの『リクナビNEXT』です。

リクナビは誰もが知っている就職・転職の大手サービスで、その特徴は「圧倒的な求人数」と「多くの地域をカバーしていること」です。そのため、「転職サイトならリクナビNEXTだけ使えば大丈夫」という人もいるほどで、転職者のほとんどが利用しています。

ただ、私が『リクナビNEXT』をおすすめする理由は他にあります。それは、「スカウトメール」という機能があるからです。

「スカウトメール」は、あなたの経歴や希望条件などを登録しておくだけで、それを見た企業が「うちを受けて見ませんか?」というメールが入るサービスです。これは企業に選ばれた人だけに送られるので、当然倍率が下がり転職成功率がアップします。

そのため、このスカウトメールの登録だけでも早めにしておくと、いざ「転職しよう」と思った時に選択肢が増えますし、すぐに転職できるきっかけにもなります。

リクナビNEXTは『無料』で利用できるので、早めに登録することで損をすることはありませんし、絶対に今後のあなたのためになります。

私も上司との人間関係に悩んでいた時には、働きながらリクナビNEXTで求人情報をチェックしていたので、「もう無理…限界だ…」と思った時にすぐ転職活動をスタートできました。

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