当サイトには広告が含まれています。
ワンマン社長のパワハラがひどいので辞めたい。けどスムーズに退職できるか心配…
会社にワンマン社長がいると、社員に高圧的な態度でパワハラをしている姿を目にしているので、退職の話を切り出すと「怒られるのではないか…」「辞めさせてもらえないかも…」と不安に感じる人がいるようです。日頃から「暴言」や「暴力」を繰り返しているワンマン社長のもとで働いていると、そのように不安になってしまうのも仕方ありません。
そこで、今回の記事では「ワンマン社長がいる会社を辞めたい」という人に向けて『事を荒立てずにスムーズに退職できる正しい辞め方』を紹介します。「もうワンマン社長についていけない」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
▼パワハラに耐えられない方は転職の準備を始めよう
⇒リクナビNEXTの登録はこちら。
ワンマン社長とは、どんな人?
ワンマン社長とは、会社のあらゆることに権限を持っていて、その権力の大きさから「社員を独裁的に支配している社長」のことです。
よくいる『ワンマン社長』の特徴を3つ紹介します。
①社員の意見を全く聞かない
ワンマン社長は「社員よりも絶対に自分が正しい」と思い込んでいるので、周囲の意見に聞く耳を持ちません。社員の話を聞かないどころか、社員が自分よりも正論を言うと「お前はバカか!!」「業界のことを知らないクセに知ったふうな口をきくな!!」と激怒して頭ごなしに否定します。
②パワハラが当たり前
ワンマン社長は「自分が一番偉いから、社員は自分に従うべき」と考えて社員を見下しているので、高圧的な態度をとりがちです。日常的なパワハラは当たり前が、社員に「俺の言った通りにやればいいんだ!!」「何でこんなこともできないんだ!!」といった暴言を浴びせることが多いです。
③自分に媚びる「イエスマン」しか評価しない
ワンマン社長は、自分に媚びる社員が大好きです。自分の手足となる使い勝手のいい社員を近くに置きたがるので、昇進していくのはワンマン社長のイエスマンだけです。「媚びないタイプの人」や「自分の意見を持っている人」は嫌われてしまうので、重要なプロジェクトから外されたり、いつまで経っても昇進することができないままです。
ワンマン社長への対処法は『イエスマンになること』だが…
ワンマン社長への対処法は「自分もワンマン社長のイエスマンになってすり寄る」ことです。ワンマン社長の会社で生きていくなら、これが唯一の対策です。ワンマン社長は「自分に口答えせずに従う人間」を好むので、社長にすり寄ればパワハラ被害を受けることが少なくなるでしょう。
しかし、この対策はおすすめできません。
あなたがワンマン社長で悩んでいるということは、社長のいいなりになることに抵抗感を感じているからではありませんか。すり寄ることができずに悩んでいるのは、あなたが「自分の気持ちに素直」という証拠で、全く間違っていることではありません。もし、無理をして社長に媚びていると、そんな自分自身に嫌気がさしてしまい、自分に自信が持てない人間になってしまいます。
ワンマン社長がいる会社の末路は『破滅』
また、ワンマン社長がいる会社の末路は『破滅』です。今は社長の判断が冴えていて軌道に乗っているかもしれませんが、いつか必ず「業績不振」「リストラ」「倒産」という結果が待っているでしょう。
なぜなら、社長が間違った判断をしても誰も止めることができないからです。
「賢い社員」や「自分の意見を持っている社員」であれば、そのような会社はすぐに見限って転職しているでしょう。社内に残っているのは選りすぐりの「イエスマン」だけです。「社長の言うことは絶対」という人たちしかいないので、社長の判断に「間違っている」と異を唱えられる人が誰もいません。
今はたまたまうまくいっているかもしれません。しかし、個人の判断だけでは、いつかどこかで間違ってしまうことがあります。途中で「これではダメなのでは…」と思っても、周りは全員社長の信者です。誰もそれを言い出すことはできません。
そのような会社に未来はありません。いつか、業績不振でリストラにあったり、会社が倒産するなどして、あなたが職を失ってしまうことになるかもしれません。ワンマン社長がいる会社に将来はないので、そのような会社はさっさと辞めてしまうのが賢明です。
ワンマン社長への一番の対策は『逃げるが勝ち』
また、今まさにパワハラを受けて耐えている人は、このまま我慢し続けるのは危険です。そのうちあなたが精神的に病んでしまいます。身体を壊してしまうと、1年間以上働けなくなってしまうかもしれません。
辛いですが、ワンマン社長のいる会社で自分の身を守れるのは自分だけです。上司や同僚は、いざとなったらみんな「社長の味方」になってしまいます。なぜなら、会社に残っている社員は「社長のイエスマン」ばかりだからです。そのため、社内の誰かに頼るのではなく、自分の身を自分で守るためにも、早めに会社を辞める準備だけでもしておきましょう。ワンマン社長への一番の対策は、「なんとかしてうまく付き合っていく」のではなく「逃げるが勝ち」です。
ただ、辞める時に注意したいことは「他の社員が退職する前に退職すること」です。
辞めるのが遅くなればなるほど、ワンマン社長のパワハラに耐えかねた周りの社員が退職がしていくので、「自分が辞めづらい状況」になってしまいます。社員が少なくなってから退職を申し出ても「人がいないのに何を言っているんだ!!」「お前は会社を潰すつもりか!!」と言われ、退職を認めないという態度を取られ、スムーズに退職できなくなってしまう可能性があります。
そうならないためには「できるだけ早めに退職を申し出る」ことが重要です。遅くなればなるほど多くの社員が去っていくので、取り残されたあなたが「辞めたいのに辞められない」状況になってしまいます。
ワンマン社長の会社を辞めたい時の『正しい辞め方』
ワンマン社長の会社を退職する時に大事なことは『ワンマン社長の感情を逆なでしないように配慮する』ことです。
ワンマン社長の機嫌を損ねてしまうと「退職を認めないぞ!!」と言われてしまい、スムーズに退職できなくなってしまいます。
ここからは、『ワンマン社長の会社を退職する時の正しい辞め方』を紹介します。以下の3つのポイントを押さえて、円満な退職を目指しましょう。
ポイント①:退職を申し出る前に『就業規則』をチェック
退職を申し出る前には、必ず『就業規則』をチェックしましょう。
就業規則には「退職日の〇ヵ月前までに申し出ること」などと退職の申し出の時期が記載されています。一般的な会社では「退職日の1ヵ月前までに」と定めていることが多いです。
もし、就業規則を調べずに「規則よりも早めに退職する」ことを申し出てしまったら、「規則を破るとは何事だ!絶対に辞めさせないぞ!」と社長の怒りを買ってしまい、就業規則を盾に退職を認めないという態度を取られてしまうかもしれません。就業規則の決まりは絶対ではないので決まりよりも早めに辞めることはできますが、話がこじれて辞めづらい状況になる可能性があるので、就業規則は必ずチェックするようにしましょう。
ただ、「ワンマン社長のパワハラにこれ以上耐えられないから、すぐに辞めたい!!」という人は、下記の記事をチェックしてください。民法上では「退職の意思を伝えてから2週間後に退職できる」と定められています。トラブルになることもあるので望ましくはありませんが、辞めることは可能です。
ポイント②:退職理由で「会社の不満を言わない」
ここが一番大事なポイントです。
それは「退職の理由で絶対に会社への不満を言わない」ことです。
ワンマン社長は「自分の会社は完璧!」と思い込んでいるので、社員に自分の会社を批判されることは我慢なりません。退職理由で「会社の不満」を挙げてしまうと、社長の感情を逆なでしてしまい、退職の妨害にあったり、逆に「明日から来るな!!」と言われてスムーズに退職できなくなる恐れがあります。
そのため、退職理由では『新しい分野に挑戦したい』という前向きな理由を説明しましょう。ポイントは「今とは違う分野・業界に挑戦したい」と言えば、会社の批判を一切せずに退職理由を説明できますし、「今の会社では実現できないこと」なので強引な引き留めに合わなくなります。
「うまく退職理由を伝えられるか不安」という方は、下記の例文を参考にしてください。
「社長や周りの社員の方々に育てて頂いた恩義があるので迷いましたが、どうしても新しい分野に挑戦したいという気持ちがあるので、本当に申し訳ありませんが会社を退職させてください。」
例文のように、「社長に配慮をしつつ会社批判をしない」ことがベストな退職理由です。
ポイント③:引き止められないように「転職先を決めておく」
ワンマン社長の元を去る時の3つ目のポイントは『転職先を決めておくこと』です。
社長としては、社員を補充するためにかなりのお金と時間がかかるので、簡単に社員の退職を認めたくないものです。日頃から社員にパワハラをしている社長なら「お前なんかが転職できるわけがない」「次を見つけるまで辞めるな。それがお前のためだ」などと言って、強引に引き止めようとするでしょう。特に「転職先が決まっていない」なら、引き止める側からすると「失業中の不安を煽る」など引き止めやすくなります。
一方で、転職先さえ決まっていれば、引き止める側は「次が決まっているなら、これ以上引き止めても仕方ないな」とすんなりと退職の話が進むことが多いです。
「転職先が決まっていると嘘をつけばいい」と考える人もいるかもしれませんが、嘘は止めておきましょう。なぜなら「どこの企業に決まったんだ?」などと根掘り葉掘り聞かれることがあるからです。ここで言い淀んで嘘がバレてしまうと、ワンマン社長の逆鱗に触れて退職するのが難しくなってしまいます。
退職を申し出る前に『転職先を決めておく』ことで、強引な引き止めにあわずに退職できるようになります。
ワンマン社長の会社を辞めたいなら、今すぐ転職の準備を始めよう!!
あなた以外にも、ワンマン社長からパワハラを受けて「この会社を辞めたい…」と思っている社員はたくさんいるでしょう。
他の社員が次々に退職してしまったら、残されたあなたは辞めた人の仕事まで背負うことになって仕事量が激増して大変なことになるかもしれませんし、「自分も辞めたい」と思ってもその頃には社員が少なくなりすぎて辞めづらくなっているかもしれません。
そのような最悪な状況になってしまう前に、早めに転職の準備をしておきましょう。
おすすめの転職サイトは『リクナビNEXT』
最後に、おすすめの転職サイトを紹介します。
私が転職する時に使っていて一番良かったのが、転職サイトの『リクナビNEXT』です。
リクナビNEXTは誰もが知っている転職の大手サービスで、その特徴は「圧倒的な求人数」と「多くの地域をカバーしていること」です。そのため、「転職サイトならリクナビNEXTだけで大丈夫」という人もいるほどで、転職者のほとんどが利用しています。
ただ、私が『リクナビNEXT』をおすすめする理由は他にあります。それは、「スカウトメール」という機能です。
「スカウトメール」は、あなたの経歴や希望条件などを登録しておくだけで、それを見た企業が「うちを受けて見ませんか?」とメールを送ってきてくれるサービスです。これは企業に選ばれた人だけに送られるので、誰でも応募できる求人と比べて倍率が圧倒的に低くなります。
そのため、「まだ転職を決心していない」という人でも、このスカウトメールの登録だけでも早めにしておくと、いざ「転職しよう」と思った時に選択肢が増えますし、すぐに転職できるきっかけにもなります。
リクナビNEXTは無料で利用できるので、早めに登録することで損をすることはありませんし、きっと今後のあなたのためになります。
私も上司との人間関係に悩んでいた時には、働きながらリクナビNEXTで求人情報をチェックしていたので、「もう無理…限界だ…」と思った時にすぐ転職活動をスタートできました。
「ワンマン社長のいる会社を辞めたい」と悩んでいる人は今すぐリクナビNEXTに登録だけでもして、会社から離れる準備をしておきましょう。
最後に:スムーズに辞めるためにも、早めに転職の準備をしよう!!
以上が、『ワンマン社長の会社をスムーズに退職するための辞め方』についてでした。
辛い時には視野が狭くなりがちで「自分にはこの会社しかないから…」と思いこんでしまう人がいますが、絶対にそんなことはありません。世の中にはたくさん会社があります。もちろん、あなたが過度なストレスにさらされることなく安心して働ける会社もきっとあるはずです。
ワンマン社長のいる会社で我慢して働き続けても、その会社に将来はありませんし、あなたの状況がどんどんと悪くなっていくだけです。そんな会社とは早く縁を切って、新しい職場で毎日安心して働ける環境を手に入れてください。
▼パワハラに耐えられない方は転職の準備を始めよう
⇒リクナビNEXTの登録はこちら。